2008年12月8日

恒例のルクセンブルグ会議

 12月6日(土)~7日(日)にかけて、ルクセンブルグに行ってきました。
 目的は、第2回欧州宇宙エレベータ会議に出席するためです。
 宇宙エレベータの研究者は、ほぼ全員手弁当で研究をしているので、平日に会議するとそれぞれの仕事を休まざるをえないため、会議も週末に行われる傾向にあります。
 私も、これは非常にありがたく、昨年に引続き、今年もエールフランスの夜行便(成田を夜10時頃出発、パリに朝4時頃到着)を使っています。
 昨年は、パリからルクセンブルグまでは、TGVで行きましたが、今年は経費節減?でLUXAIRを使って飛行機で向かいました。(出発時刻の違いで、TGVの方が1時間早く到着)
 今年は、米国やヨーロッパ各地(キプロスからも)から研究者が来ており、有益なお話を伺うことができました。
 私の方からは、2007年に開発し、宇宙エレベータ競技に参加した「E-T-Cクライマ2007」の開発まとめと「日本版宇宙列車構想」を話をした。
 日本版宇宙列車構想の中で、カーボンナノチューブの引張り強度以外の特質(高導電率、半導体デバイスへの応用)を活用したレール作りについて、カーボンナノチューブ研究者から興味をもたれた。







2008年11月17日

第1回日本宇宙エレベーター会議

 11月15日(土)~16日(日)にかけ、第1回日本宇宙エレベーター会議が日本科学未来館で開かれました。 アーストラック・コーポレーションも展示ブースを出させていただくと共に、「日本版宇宙列車構想」の発表を行いました。
 参加者動員数は、米国・欧州の会議をしのぐ規模で、全国から来ていただいたたくさんの方々とお話をすることができました。










2008年11月14日

カーボンナノチューブ長繊維化セミナー開催

 今日は、アーストラック・コーポレーション発の本格的業務を行った日でした。
 「カーボンナノチューブ長繊維化セミナー」を日本大学駿河台校舎をお借りして実施したのでした。
 私が宇宙列車(エレベータ)の研究を初めて以来、世界中の宇宙エレベータ研究者だけでなく、カーボンナノチューブ開発の最先端の研究者ともお付き合いがはじまり、そのコネクションから今回この会を開くことができました。
 日本国内でもカーボンナノチューブの研究は様々な組織が行っていますが、カーボンナノチューブを「ひも」にして、高張力素材として使う研究に特化した報告がまだ国内では行われていなかったので、多数の企業の研究所・大学から参加をいただきました。少しでもみなさまのお役に立てたのなら、やってよかったなと思います。
 写真は、セミナー修了後宿舎の浜松町周辺の寿司屋で夕食をとったときのものです。私の隣から順に、Marcelo Motta氏(英国ケンブリッジ大)、Brad Edwards氏、Stephen Steiner氏(米国MIT)、Laubscher夫妻。





2008年9月7日

両親とシアトルへ

 私の両親は、私の生まれ故郷の大阪に住んでいます。毎年一度は家族でどこかに行くことにしていますが、今年は、シアトルとミネソタの旅です。
 たまたま、シアトルマリナーズ対ニューヨークヤンキーズをやっていたので、SEFICO Fieldにも行ってきました。
 また、現代宇宙エレベータの父と言われる「ブラッド エドワーズ」博士がシアトルに住んでおられるので、彼のリコメンドしてくれたレストランにもいってきました。










2008年8月3日

夜の土田塾

 「土田塾」の話は、2年くらい前の理工系医系懇話会で話をしたことがあるのですが、会社の就業時間外等で自分のスキルをアップしたいとか、What If (もし、こんな事態に遭遇したら、自分はどうするだろう?)議論をしたい人が自発的に集まり、 お互い切磋琢磨するという活動です。
 そして、スペシャルトピックや少し実験したりして確かめたい話があったりするときは、スペシャルバージョン「夜の土田塾」をやったりします。
 今晩は、外のレストランで行いました。
 実際、この活動って、すごく役に立ちます。この活動なしで拘束時間の中だけの人間関係だけで、仕事を進めても、一緒に仕事をする仲間の実力がわかっていないと、いざというときにうまくいかないですよね。また、最悪の状況下で、仲間同士だという気持ちが持てていなくて、かつ、「権威勾配」という上司と部下の関係により、部下が適切に意見を言えず、結果としてチームのパフォーマンスが低下すると、本当にやばい結果になるかもしれません。
 無駄なことに時間を使うのは嫌いですが、こういうことに対する時間は非常に重要です。今後も、この活動を続けたいなぁ。

2008年7月21日

マイクロソフト本社で日本版宇宙列車構想を披露
















  2008/7/19-20に米国シアトル近郊のマイクロソフト本社会議室で、「Space Elevator Conference」が開催されました。

 Earth-Track Corporationからは、ミネソタ研究所のChad Lorsung、Houston OfficeのAmie Allison、つくばオフィスの私が空港に集結。急いで、Redmondにあるマイクロソフト本社の会議場に向かいました。
 会議場では、日本宇宙エレベーター協会のメンバーや永年「軌道エレベータ」を国家プロジェクトとして立ち上げたいとがんばっておられる向井浩子さんとも合流、今回の会議における日本人のプレゼンスは大きかったです。

 1日目の会合では、日本宇宙エレベーター協会の国際調整担当理事として、日本国内の動きをプレゼンをしました。
 2日目は、昨年Team E-T-Cとして参加したPower Beaming Challange 2007 (NASA Sponsor賞金レース)の総括をするとともに日本版宇宙列車構想を発表しました。(写真)
 その発表を聞いていた人の中で、なんとJerome Pearson氏が来られていました。彼は、アーサ・C・クラーク著「楽園の泉」(1978)のなかで書かれている宇宙エレベータについて、クラーク氏に対し、技術顧問をされた方です。彼自身1975年に宇宙エレベータに関する理論を発表しており、それを見たクラーク氏がJeromo pearson氏にアクセスしたらしい。
 その彼から私に声をかけていただいて、「君のコンセプトはおもしろかったよ」「できれば宇宙列車というより宇宙新幹線といったほうがいいよ。」等々、励ましの言葉をいただきました。(写真)

 会議の様子は、日本宇宙エレベーター協会(JSEA)でも公開していますが、詳しく知りたい方は、是非JSEAの有料会員(一般・学生・法人)になっていただくと、会議参加レポート等へのアクセスができます。

2008年7月12日

学習院女子大学のみなさんと

 本日は、学習院女子大学 国際文化交流学部 国際コミュニケーション学科 畠山ゼミのみなさんがJAXA筑波宇宙センター見学と宇宙列車構想の勉強会に参加くださいました。
 午後に筑波宇宙センターの見学に立ち会い、その後、つくばカピオの会議室にて、「宇宙列車構想」について説明、意見交換をしました。
 畠山圭一先生は、国際政治、安全保障戦略、日米関係、アメリカ政治外交の専門家で、財団法人平和・安全保障研究所の研究委員もされています。
 先生とは、今年3月に理事長を務められている「NPO法人まほろば教育事業団」の学生さんが筑波宇宙センターに来られた際におつきあいさせていただくようになりました。
 ゼミの学生さんたちも、外交や国際関係を勉強されている方々ですので、「宇宙列車」の技術的な話ばかりではなく、科学技術をリードしてきた日本が将来も引き続き、世界をリードしていくために今の若い人たちが考えておくべきことを中心に、お話ししました。ガンダムファンの学生さんもおられ、私自身も逆に国際政治を教えていただく、よい機会となりました。